“寛弘”の読み方と例文
読み方割合
くわんこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は寛弘くわんこうの被覆の下に多感の性情を蔵し、愚かなるが如き態度の下に数学的、組織的、解剖的の能力を秘め、吶弁とつべんの下に天才を蓄へしが、幕府の覆滅と共に敗者の運命を蒙りたる一家の中に生れて
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)