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寐惚
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ねぼ
ふりがな文庫
“
寐惚
(
ねぼ
)” の例文
門野
(
かどの
)
が
寐惚
(
ねぼ
)
け
眼
(
まなこ
)
を
擦
(
こす
)
りながら、
雨戸
(
あまど
)
を
開
(
あ
)
けに
出
(
で
)
た時、代助ははつとして、此
仮睡
(
うたゝね
)
から
覚
(
さ
)
めた。世界の半面はもう赤い
日
(
ひ
)
に
洗
(
あら
)
はれてゐた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
氏郷が利家と仲好く、利家は好い人物であり、氏郷と家康とは肌合が合わぬのであった。然様いうことを知らぬような
寐惚
(
ねぼ
)
けた秀吉では無い。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
門野が
寐惚
(
ねぼ
)
け
眼
(
まなこ
)
を
擦
(
こす
)
りながら、雨戸を開けに出た時、代助ははっとして、この
仮睡
(
うたたね
)
から覚めた。世界の半面はもう赤い日に洗われていた。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
寐
漢検1級
部首:⼧
12画
惚
漢検準1級
部首:⼼
11画
“寐惚”で始まる語句
寐惚顔
寐惚面
寐惚顏