“密旨”の読み方と例文
読み方割合
みっし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……株を買うしにもなろうというもの……と、先を思って一心に働いていたが、そのうちにふと立ち聞きしたのが食客丹下左膳の身の上と密旨みっし、並びに
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「いえいえ。身をやつして忍ぶには、かえって、一人こそよけれです。とまれ明夜中には、ご密旨みっしの儀、相違なく、内裏のおん内へ達するものとおぼし召し下さいましょう」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
美人「イヤ私は自分では神聖と思う程の或る密旨みっしを持って居るのですから、其の密旨を ...
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)