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宿六
ふりがな文庫
“宿六”の読み方と例文
読み方
割合
やどろく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やどろく
(逆引き)
「いくら呑気だってほどがある。うちの
宿六
(
やどろく
)
には呆れ返っちまう。これで十日あまりも冢を明けているんです。
南無八幡大菩薩
(
なむはちまんだいぼさつ
)
、どうぞ足どめをしてお返し下さいますように——。」
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
借金とりと
交驩
(
こうかん
)
したり、悪虐無道の因業オヤジと一戦に及び、一泡ふかしたりふかされたり、そして彼の女房は常に
嬉々
(
きき
)
として陣頭に立ち、能なしロクでなしの
宿六
(
やどろく
)
をこづき
廻
(
まわ
)
したりするけれども
オモチャ箱
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
流し元へお膳を洗いに行く
宿六
(
やどろく
)
の顔にこんなのがある。
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
宿六(やどろく)の例文をもっと
(4作品)
見る
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
六
常用漢字
小1
部首:⼋
4画
“宿”で始まる語句
宿
宿直
宿屋
宿酔
宿世
宿業
宿禰
宿場
宿怨
宿痾
“宿六”のふりがなが多い著者
林不忘
中里介山
岡本綺堂
坂口安吾