“容相”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かおかたち50.0%
かたち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
役者のような容相（かおかたち）にすさまじい殺剣の気と技（うで）を包んでいることは、昼の騒ぎで文次と安がよく知っている。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) ／ 林不忘(著)
どうせ死ぬなら、容相（かたち）だけでも、釈尊の御弟子（みでし）になって逝（ゆ）け。せめてもの誼（よし）み、引導（いんどう）だけは授けて進ぜる。眼をふさいで、静かに膝をくむがよい。
宮本武蔵：07 二天の巻 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)