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家厳
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いえとし
ふりがな文庫
“
家厳
(
いえとし
)” の例文
父の
家厳
(
いえとし
)
を初め、城中の者が、
挙
(
こぞ
)
って案じていた一つの推定は、その日の
午
(
うま
)
の刻になって、不幸にも、適中していたことが知れた。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「わしは、女ではないっ。病人などでもないっ。——柳生
家厳
(
いえとし
)
の嫡男、新介
宗厳
(
むねとし
)
なのだ。はや首を打てっ。首を打て!」
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
家厳
(
いえとし
)
は落涙がとまらなかった。
玉砕
(
ぎょくさい
)
を
潔
(
いさぎよ
)
しとして主張していた一徹な愚かさを、日ごろ病弱あつかいにしていた子から訓えられて、背に百杖を下された心地に打たれた。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
厳
常用漢字
小6
部首:⼚
17画
“家”で始まる語句
家
家内
家中
家来
家鴨
家主
家人
家族
家並
家庭