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家兎
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かと
ふりがな文庫
“
家兎
(
かと
)” の例文
賊の巣窟には、不可思議な外科病院があって、そこの実験用に
家兎
(
かと
)
を飼養してあった。その一匹が靴をしばりつけられて、明智の代理を勤めていたのだ。
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
先ず手近な蛙について行うのを便利とされて
居
(
お
)
りますが、人工心臓の実験をするには、蛙はあまりに小さすぎて、細工が
仕難
(
しにく
)
いですから、私は
家兎
(
かと
)
に就て実験することに致しました。
人工心臓
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
家兎
(
かと
)
のやうな目をしてゐるフランス女は、子供の手から匙をもぎ取つた。
祭日
(新字旧仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
私は
家兎
(
かと
)
に種々の毒物を与えて絶命せしめ、心臓の最後の搏動の止むのを待って直ちに胸廓を開き、人工心臓を備えつけて実験しましたが、死の直後五分間以内にとりかかるならば
人工心臓
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
先ず兎を、
家兎
(
かと
)
固定器に仰向けにしばりつけてエーテル麻酔をかける。
恋愛曲線
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
兎
漢検準1級
部首:⼉
7画
“家”で始まる語句
家
家内
家中
家来
家鴨
家主
家人
家族
家並
家庭