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実誼
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じつぎ
ふりがな文庫
“
実誼
(
じつぎ
)” の例文
脚絆に
草鞋
(
わらじ
)
がけという
実誼
(
じつぎ
)
な
装
(
なり
)
で一年の半分は山旅ばかりしているので、画壇では「股旅の三十郎」という
綽名
(
あだな
)
をつけている。
生霊
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
千人にもあまる乱破の結束が大炊介を
陰
(
かげ
)
の大将にし、当人の好むと好まぬにかかわらず、日毎、
実誼
(
じつぎ
)
な
合力
(
ごうりき
)
をしていると知ったら、心の慢った蘆屋道益でも
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
マロッコの杖をかかえて入ってくるところなどは大学教授とでもいいたいような
実誼
(
じつぎ
)
な見かけで、ちょっとした身振りの中にもなにか謎のような美しさがあった。
復活祭
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
実
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
誼
漢検準1級
部首:⾔
15画
“実”で始まる語句
実
実家
実際
実体
実朝
実入
実否
実験
実世
実在