“じつぎ”の漢字の書き方と例文
語句割合
実誼100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脚絆に草鞋わらじがけという実誼じつぎなりで一年の半分は山旅ばかりしているので、画壇では「股旅の三十郎」という綽名あだなをつけている。
生霊 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
いくらか長目な、かたちのいい細面にすんなりと伸びた口髯がよく似あい、プレスのきいたカッタウェーに灰色の山高帽をかぶり、マロッコの杖をかかえて入ってくるところなどは大学教授とでもいいたいような実誼じつぎな見かけで、ちょっとした身振りの中にもなにか謎のような美しさがあった。
復活祭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)