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実心
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まごゝろ
ふりがな文庫
“
実心
(
まごゝろ
)” の例文
旧字:
實心
歳
(
とし
)
も十七なればかねて
聟
(
むこ
)
をと思ひをりたるをりからなれば、かのしのび男が
実心
(
まごゝろ
)
に
愛
(
めで
)
て
早速
(
さつそく
)
媒
(
なかだち
)
の
橋
(
はし
)
をわたし、
姻礼
(
こんれい
)
もめでたくとゝのひて
程
(
ほど
)
なく男子をまうけけり。
其家
(
そのいへ
)
今
猶
(
なほ
)
栄
(
さか
)
ゆ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
神明かの男が
実心
(
まごゝろ
)
を
憐
(
あはれ
)
み、人々のいのりをも
納受
(
なふじゆ
)
まし/\けん、かの娘目の
覚
(
さめ
)
たるがごとくおきあがり母をよびければ、
衆
(
みな
)
奇異
(
きゐ
)
のおもひをなし、むすめの
側
(
そば
)
にあつまりていかに/\といふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
実
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“実心”で始まる語句
実心房