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宗太
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そうた
ふりがな文庫
“
宗太
(
そうた
)” の例文
その時、にぎやかな子供らの声がして、半蔵が妻のお民の後ろから、お
粂
(
くめ
)
、
宗太
(
そうた
)
も
梯子段
(
はしごだん
)
を上って来たので、半蔵はもうそんな話をしなかった。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
娘のお
粂
(
くめ
)
は五つになるが、下に
宗太
(
そうた
)
という弟ができてから、にわかに姉さんらしい顔つきで、お民に連れられながら、客のところへ茶を運んで来た。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
娘お
粂
(
くめ
)
がいる。長男の
宗太
(
そうた
)
がいる。継母おまんは屏風の出来をほめながら、半蔵の書いたものにながめ入っている。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
弟の
宗太
(
そうた
)
なぞ、明治四年のころはまだ十四歳のうら若さに当時名古屋県の福島出張所から
名主
(
なぬし
)
見習いを申し付けられたほどで、この子にこそ父の
俤
(
おもかげ
)
の伝わりそうなものであるが、そのことがなく
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
“宗”で始まる語句
宗
宗家
宗旨
宗教
宗匠
宗矩
宗像
宗良
宗徒
宗祇