“そうた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宗太42.9%
惣太42.9%
左右太14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
娘のおくめは五つになるが、下に宗太そうたという弟ができてから、にわかに姉さんらしい顔つきで、お民に連れられながら、客のところへ茶を運んで来た。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
いわゆる信夫しのぶ惣太そうた浄瑠璃じょうるりなどよりはずっと前から、この日を梅若の供養という習わしがすでにあって、芝居はむしろ主人公の名前に、土地でよく知られた佳名かめいを採用したものと考えられる。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「——山本はここに見えんか。山本左右太そうたは」
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)