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安芸守
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あきのかみ
ふりがな文庫
“
安芸守
(
あきのかみ
)” の例文
この年、平太清盛は、ふたたび昇って、
安芸守
(
あきのかみ
)
に任官した。父忠盛は、前からの
播磨守
(
はりまのかみ
)
だが、いまは、父子そろっての、
守
(
かみ
)
である。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……紀州様とほぼ同時刻に外糀町口をとおった女乗物は、赤坂表町の松平
安芸守
(
あきのかみ
)
さま、それに、外桜田の鍋島さまと毛利さま、このお三家でございます。
顎十郎捕物帳:11 御代参の乗物
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
おばあさんの父親
安芸守
(
あきのかみ
)
は、白河で切腹したとき、上野の法親王にはお
咎
(
とが
)
めのないようにと建白書のようなものを書いたのだときいていたが、おばあさんに正すと
旧聞日本橋:09 木魚の配偶
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
それも、
安芸守
(
あきのかみ
)
や
播磨守
(
はりまのかみ
)
だった時代の一
朝臣
(
あそん
)
の頃には、物に
関
(
かま
)
わぬおもしろい殿よ——と似合いもしたがである。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尤
(
もっと
)
も
老爺
(
おじい
)
さんの妻の父親が、上野
輪王寺
(
りんのうじ
)
の
宮
(
みや
)
に何か教えていた××
安芸守
(
あきのかみ
)
という旗本で、法親王が白河へお落ちになってから建白書のようなものを書いて死んだ人であり
旧聞日本橋:08 木魚の顔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
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同日、松平
安芸守
(
あきのかみ
)
、浅野美濃守へも、挨拶に立ち寄りました。いずれも、少時間でござった
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
芸
常用漢字
小4
部首:⾋
7画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“安芸守”で始まる語句
安芸守斉賢
安芸守茂長