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宇治拾遺
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うじしゅうい
ふりがな文庫
“
宇治拾遺
(
うじしゅうい
)” の例文
舞台ではそのとき、老練な田楽法師が現れて、
宇治拾遺
(
うじしゅうい
)
から取った“ふぐり
神楽
(
かぐら
)
”を演じて、満場の男女を笑殺していた。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
古きは『
今昔
(
こんじゃく
)
物語』、『
宇治拾遺
(
うじしゅうい
)
』などより、天明ぶりの
黄表紙
(
きびょうし
)
類など、種々思ひ出して、立案の助けとなせしが。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
それを記している
宇治拾遺
(
うじしゅうい
)
の巻十二の文は、ここに抄出するさえ
忌
(
いま
)
わしいから省くが、虎関禅師は、
出麁語
(
しゅっそご
)
の三字きりで済ませているから上品ではあるが事情は分らぬ。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
あの
今昔
(
こんじゃく
)
物語や
宇治拾遺
(
うじしゅうい
)
物語に出ている有名な逸話は、多分その頃の出来事だったのであろう。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
小林君の家へゆき着いてから、わたしは
宇治拾遺
(
うじしゅうい
)
物語にあった絵仏師の話を思い出した。彼は芸術的満足を以って、わが家の焼けるのを笑いながちながめていたと云うことである。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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宇治拾遺
(
うじしゅうい
)
にいう
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宇
常用漢字
小6
部首:⼧
6画
治
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
拾
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
“宇治拾遺”で始まる語句
宇治拾遺物語