“孫文”の読み方と例文
読み方割合
そんぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきに海外に亡命していた孫文そんぶんは、すでにその政治綱領「三民主義」を完成し、これを支那革命の旗幟きしとして国内の同志を指導し
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
孫文そんぶんはあの場合、武漢革命には全く無縁だったから、自分が大総統にされるとは夢にも思ってなかったらしい。黎元洪れいげんこうを彼は推していたんだ。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
そこへ来ると孫文そんぶんは、一時日本に来ていたこともあるし、支持者も随分いるようだが、孫文の三民主義という思想の中には共産主義に一脈通じるものがすくなからず入っているのだ。
女の一生 (新字新仮名) / 森本薫(著)