子建しけん)” の例文
このうちで、曹操が、(わが世嗣よつぎは、彼に)と、ひそかに思っていたのは三番目の曹植だった。曹植は子建しけんあざなし、幼少から詩文の才にけ、頭脳はあきらかで、また甚だ上品な風姿をもっている。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)