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媒酌人
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ばいしやくにん
ふりがな文庫
“
媒酌人
(
ばいしやくにん
)” の例文
此頃父が九州からの帰途で、伊藤侯と同車したとやらで、侯爵が
媒酌人
(
ばいしやくにん
)
になられるからと、父が申すのです、まア何と言ふ
穢
(
けがら
)
はしいことでせう
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
近頃、奥様の
御容子
(
ごようす
)
が、
何分
(
どうも
)
不審なので御座いますよ、先日旦那様が
御帰京
(
おかへり
)
になりました晩、伊藤侯が
図
(
はか
)
らずも
媒酌人
(
ばいしやくにん
)
に
為
(
な
)
つて下ださるからとのお話で
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
其れも余り
軽蔑
(
けいべつ
)
した仕方と思つたからこそ、君を
媒酌人
(
ばいしやくにん
)
と云ふことに頼んだのだ、
最早
(
もう
)
彼此
(
かれこれ
)
、
半歳
(
はんとし
)
にもなるぞ、同僚などから何時式を挙げると聞かれるので、其の
都度
(
つど
)
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“媒酌人(
仲人
)”の解説
仲人(なこうど)は、日本において、人同士の間に入り、人間関係を仲立ちする役割の人。媒酌人、月下氷人とも。特に男女の間で結婚の仲立ちをする人を指すことが多い。江戸時代では、相手探し・見合いの段取り・結婚までを世話し、依頼した人の持参金の一割を礼金として受け取っていた。
(出典:Wikipedia)
媒
常用漢字
中学
部首:⼥
12画
酌
常用漢字
中学
部首:⾣
10画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“媒酌”で始まる語句
媒酌
媒酌者