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姿貌
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すがたかたち
ふりがな文庫
“
姿貌
(
すがたかたち
)” の例文
八歳
(
やっつ
)
の昔なれば、母の
姿貌
(
すがたかたち
)
ははっきりと覚えねど、始終
笑
(
えみ
)
を含みていられしことと、臨終のその前にわれを
臥床
(
ふしど
)
に呼びて
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
もしこの国に年若く
姿貌
(
すがたかたち
)
端正にして智慮に富み、足で歩まず、馬に
騎
(
の
)
らず、車に乗らず、日中でなく、夜中でなく、月の前半でも後半でもなく、衣を
著
(
き
)
ず、また裸にもあらず
十二支考:06 羊に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
むかし我が愛せし
盲
(
めしひ
)
の子に
姿貌
(
すがたかたち
)
の似たればこそ、われはマリアに心を
牽
(
ひ
)
かれしなれ。友。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
これらの童子はあんな可愛らしい
姿貌
(
すがたかたち
)
をしていても、時には随分思い切った神通力を振り舞わすと信ぜられたもので、今昔物語十に、漢土の或る修行者が
宮迦羅
(
くから
)
すなわち
矜迦羅
(
こんがら
)
童子を念じて
憑き物系統に関する民族的研究:その一例として飛騨の牛蒡種
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
あの
神々
(
こうごう
)
しい
姿貌
(
すがたかたち
)
がここで発展したのだ。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
貌
常用漢字
中学
部首:⾘
14画
“姿貌”で始まる語句
姿貌端麗