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妙訣
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みょうけつ
ふりがな文庫
“
妙訣
(
みょうけつ
)” の例文
小説の
妙訣
(
みょうけつ
)
は、印象の正確を期するところにあるというお言葉は、間髪をいれず、立派でございましたが、私の再度の訴えもそこから出発していた筈であります。
風の便り
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
この戦争も、或いは日本にとって非常に困難なものになりはせぬか。ここだ。いいかい、ここが外交の
妙訣
(
みょうけつ
)
さ。一面戦争、一面外交さ。何が、おかしい。真面目に聞けよ。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
残燈滅して又明らかの希望を以て武術の
妙訣
(
みょうけつ
)
を感得仕るよう不断精進の所存に御座候えば、
卿等
(
けいら
)
わかき後輩も、老生のこのたびの浅慮の
覆轍
(
ふくてつ
)
をいささか後輪の戒となし給い
花吹雪
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
いささかこの道の
妙訣
(
みょうけつ
)
を感得
仕
(
つかまつ
)
り申候ものの如き実情に御座候。
不審庵
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
妙
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
訣
漢検準1級
部首:⾔
11画
“妙”で始まる語句
妙
妙齢
妙諦
妙子
妙見
妙義
妙齡
妙薬
妙音
妙高