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妖婉
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ようえん
ふりがな文庫
“
妖婉
(
ようえん
)” の例文
一方ヘロデ・アンチパスもまた淫乱にして残酷なる人物であったから、ヘロデヤの
妖婉
(
ようえん
)
に迷いてその妻アレタスを棄てました。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
不幸にも時と所とを間違えて天上から送られた王女であるとまで自分に対する
矜誇
(
ほこり
)
に満ちていた、あの
妖婉
(
ようえん
)
な女性はまごうかたなく自分なのだろうか。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
しかし、それは限られた一部で、プシホダの魅力は、歳と共にかわり、その
妖婉
(
ようえん
)
華麗なヴァイオリンは、大衆からの支持を受けることに、なんの変りもない。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
「クロイツェル・ソナタ」はおよそベートーヴェンの作品中でも
妖婉
(
ようえん
)
華麗極まるものだが、私は昔のコロムビアに入ったフーベルマンとフリートマンに今でも
驚嘆的
(
きょうたんてき
)
なものを感じている。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
妖
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
婉
漢検1級
部首:⼥
11画
“妖”で始まる語句
妖
妖怪
妖精
妖女
妖艶
妖気
妖術
妖怪変化
妖婦
妖魔