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奸知
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かんち
ふりがな文庫
“
奸知
(
かんち
)” の例文
一ノ関さまの
奸知
(
かんち
)
に
長
(
た
)
けたところがお家の将来の
禍
(
わざわい
)
になるであろう、このことをくれぐれも忘れぬように、と遺言されたそうです
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そのうちに
奸知
(
かんち
)
あるもの、良心にとぼしきものはこの娯楽を得るために盗賊を働く、ひとりでは心細いから相棒を作る、弱いものを脅迫して金品をまきあげる、他の子女を誘惑して同類にひっこむ
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
奸知
(
かんち
)
にたけた老人であるに違いない。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
除いてくれ、知っているとおり、故人の古内主膳どのは、義山公(故忠宗)に殉死するとき、一ノ関の
奸知
(
かんち
)
こそ御家の害になろう、と遺言をされた、それが次つぎに、事実となってあらわれている
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
奸
漢検1級
部首:⼥
6画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
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奸計
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奸
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