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奇策
ふりがな文庫
“奇策”の読み方と例文
読み方
割合
きさく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きさく
(逆引き)
またあるいは音にひびいた軍学者小幡が、はたしてどんな
奇策
(
きさく
)
を胸に
秘
(
ひ
)
めているか、それは
余人
(
よじん
)
がうかがうことも、はかり知ることもできない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
余輩
(
よはい
)
常に思うに、今の諸華族が様々の仕組を
設
(
もう
)
けて様々のことに財を費し、様々の
憂
(
うれい
)
を
憂
(
うれえ
)
て様々の
奇策
(
きさく
)
妙計
(
みょうけい
)
を
運
(
めぐ
)
らさんよりも、むしろその財の
未
(
いま
)
だ
空
(
むな
)
しく
消散
(
しょうさん
)
せざるに
当
(
あたり
)
て
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
とかれは、ふと思いついた胸中の
奇策
(
きさく
)
に、ニタリと
悦
(
えつ
)
をもらしたが、そのとき、なんの気なしに
天井
(
てんじょう
)
を見あげるや
否
(
いな
)
、かれは、全身の血を氷のごとく
冷
(
つめ
)
たくして
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奇策(きさく)の例文をもっと
(2作品)
見る
“奇策”の意味
《名詞》
奇策(きさく)
思いもよらない奇抜な計略。奇計。
(出典:Wiktionary)
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
策
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“奇策”で始まる語句
奇策無双
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吉川英治