天花粉てんかふん)” の例文
お銀も袂をまくりあげて、それを手伝った。やがてタオルで拭かれた子供のあかい体には、まだらに天花粉てんかふんがまぶされた。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
食用または薬用にするのはその果実で、根の澱粉はいわゆる天花粉てんかふんである(郷土一巻四号)。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)