大逵ひろば)” の例文
ミラノに來てより一月の後、我は始て此寺の屋上やねに登りぬ。日は石面を射て白光身をめぐり、ここの塔かしこのがんを見めぐらせば、宛然さながら立ちて一の大逵ひろばに在るごとし。