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大詰
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おほづめ
ふりがな文庫
“
大詰
(
おほづめ
)” の例文
吾人はこの第三幕が、単に中間の一揷画たりや、はた
大詰
(
おほづめ
)
の幕たるやを知らず。また今にして早くそを知らむとする程小成の満足に
齷齪
(
あくせく
)
たるものに非ざる也。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「あ、その事は、あの
大詰
(
おほづめ
)
の幕へ顏を出さないのが、お小夜とお冬の菓子を入れ替へた曲者さ」
銭形平次捕物控:223 三つの菓子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
その次は
伏見
(
ふしみ
)
の宿屋と
大詰
(
おほづめ
)
の仇討……。それで十段物がとゞこほりなく
纒
(
まと
)
まるのだ。
近松半二の死
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
聽いたときあつしはさう思ひましたよ、『ハハア、親分はもう、
大詰
(
おほづめ
)
へ來てゐるんだな——』と
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「サア、いよ/\
大詰
(
おほづめ
)
でございます。
爺
(
とつ
)
さんも一緒に來るが宜い」
銭形平次捕物控:173 若様の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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「親分、こいつはもう
大詰
(
おほづめ
)
ぢやありませんか」
銭形平次捕物控:289 美しき人質
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫