大茸おおたけ)” の例文
それでも時たまその松が、鹿しかでも水を飲みに来るせいか、まばらいている所には不気味なほど赤い大茸おおたけが、薄暗い中に簇々そうそうむらがっている朽木も見えた。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)