“大栂”の読み方と例文
読み方割合
おおとが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
烏はかもめが浮いたよう、遠近おちこちの森は晴れた島、目近まぢかき雷神の一本の大栂おおとがの、旗のごとく、つるぎのごとくそびえたのは、巨船天を摩す柱に似て、屋根の浪の風なきに、泡のしぶきか、白い小菊が
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)