“大平山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおひらやま66.7%
おおひらさん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今宵は月がいからというので——大中寺とは背中合わせになっている大平山おおひらやまの隠居から招かれて、碁打ちに参りました。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
栃木の大平山おおひらやま岩舟山いわふねさん出流山いずるさん等は、平野のうちの屈竟くっきょうの要害だと主張するものもある。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
向うに見えるは大平山おおひらさんに佐野の山続きで、此方こちら都賀村つがむら甲村こうむら高堤たかどてで、此の辺は何方どちらを見ても一円沼ばかり、其の間にはよしあしの枯葉が茂り、誠に物淋しい処でございます。