“大川筋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おほかはすぢ33.3%
おおかわすじ33.3%
おおかはすぢ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されば私はかくの如く過去と現在、既ち廃頽と進歩との現象のあまりに甚しく混雑してゐる今日こんにち大川筋おほかはすぢよりも
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
その夏始めて両国りょうごく水練場すいれんばへ通いだしたので、今度は繁華の下町したまち大川筋おおかわすじとの光景に一方ひとかたならぬきょうを催すこととなった。
大川筋おおかはすぢの料理屋の変遷を知るに足るべき「開化三十六会席かいくわさんじふろくくわいせき」と題した芳幾よしいくの綿絵には、当時名を知られた芸者の姿を中心にして河筋の景色がゑがかれてある。
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)