“大宗寺”の読み方と例文
読み方割合
だいそうじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからもう一つは、大宗寺だいそうじの庭に落ちたけい五十センチの隕石いんせきのことだが、あれを掘りだして持っていったのが、この辻川博士だということまでは分った。
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
唯今ただいま下すったのは、手に取ると、すぐに直き近い処だとは思いました、……では、大宗寺だいそうじ様のかと存じましたが、召上った煙草の粉が附着くッついていますし、御縁日ではなし、かたがた悪戯いたずら
菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ああ、古花甚平さん。あの人かア。——それから、今度は、大宗寺だいそうじの庭に墜ちたさしわたしが五十センチある隕石を後で掘りだしたそうだが、あれは今誰が持っているの」
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)