“大呼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいこ66.7%
よばゝる33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日から、寄手はまた、大呼たいこして城へ迫った。水を埋め、火箭ひや鉄砲をうちあびせ、軽兵はいかだに乗って、城壁へしがみついた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これを読まれた時分にネパールの大王殿下はその書を下に置き手をって「愉快だ、実に愉快だ」と三度大呼たいこせられ、なお「チベット法王の胸に一弾丸を放ってつらぬいたごとく実にこの論法はするどい。 ...
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
神使のざうりとりさきにはせきたりて跋扈ふみはだかり、大こゑにて正一位三社宮さんじやのみや使者ししや大呼よばゝる。神使を見て亭主ていしゆ地上に平伏し、神使を引てかの正殿に座さしむ、行列ぎやうれつは家の左右にありてたいをなす。