そうやって僕がいつまでもそれから目を放さずにいると、北方の多聞天の像を先刻から見ていたA君がこちらに近づいてきて、一しょにそれを見だしたので
“多聞天”の意味
《固有名詞》
四天王、十六善神の一人で、須弥山北方の中腹におり、北方の守護神。甲冑を身に付けた武人の姿をとる。梵語から毘沙門天とも呼ばれる。財宝、福徳の神として信仰され、七福神の一人とされる。
(出典:Wiktionary)
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“多聞天(毘沙門天)”の解説
毘沙門天(びしゃもんてん、梵名: ヴァイシュラヴァナvai(「広く」、「多く」、または「あまねく」) + śrava(名詞、śrĪ「聞く」を意味する動詞語根から派生した) + ṇa(接尾語)。田辺睦美によれば、「原意は『あまねく(多く、広く)聞いた人あるいは聞かれた人』」。ただし、田辺は著書『毘沙門天像の誕生』のなかで、この解釈に疑義を呈している。(またはヴァイシュラマナ)、sa: वैश्रवण, Vaiśravaṇa、pi: Vessavaṇa)は、仏教における天部の仏神で、持国天、増長天、広目天と共に四天王の一尊に数えられる武神である。多聞天または北方天とも呼ばれる。また四天王としてだけでなく、中央アジア、中国など日本以外の広い地域でも、独尊として信仰の対象となっており、様々な呼び方がある。種子はベイ(वै , vai)。日本においては、「五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、長命長寿、立身出世」といった、現世利益を授ける七福神の一柱として信仰されている。
(出典:Wikipedia)
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