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多聞丸
ふりがな文庫
“多聞丸”の読み方と例文
読み方
割合
たもんまる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たもんまる
(逆引き)
多聞丸
(
たもんまる
)
の声である。——下の
千早川
(
ちはやがわ
)
で水遊びでもしているのだろう、父の姿を見つけ、木立で埋まっている断層の下から遥かに呼んでいる。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
元服を去年すまして、幼名
多聞丸
(
たもんまる
)
を
正行
(
まさつら
)
とあらため、ことし十四をかぞえる正行だった。もとより重大な使いならこの正行をよこすはずもない。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それはあったね、
閑人
(
ひまじん
)
とみて、みんな茶ばなしに寄ってくるんだな。そのなかに、はや、むかしだが、
水分
(
みくまり
)
の
多聞丸
(
たもんまる
)
(正成の幼名)とかいうのもいたね。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
多聞丸(たもんまる)の例文をもっと
(6作品)
見る
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
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