“多聞山”の読み方と例文
読み方割合
たもんやま100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折柄父の輝国は多聞山たもんやまの居城にいたが、青木主膳から我が子のけなげな武者振りを聞いてうれし涙にかきくれたとある。
それで一日も早く自分の居城多聞山たもんやませがれを呼び戻したく、たび/\そのことを筑摩家つくまけへ願い出たのであったが、兎角国中に穏かならぬ謡言ようげんが専らである折柄、殊に先年月形城の謀叛むほん以来牡鹿山の老臣共は猜疑さいぎの念が深くなって、容易に願いを聴き届けようともしなかった。