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外縁
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ヴエランダ
ふりがな文庫
“
外縁
(
ヴエランダ
)” の例文
装飾のない室の外は
葭簀
(
よしず
)
の
日避
(
ひよけ
)
をした
外縁
(
ヴエランダ
)
になつてゐて、広々した海湾の景色は寝台の上に
横
(
よこた
)
はりながら
一目
(
ひとめ
)
に
見晴
(
みはら
)
すことが出来る。
海洋の旅
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
枕元にひゞく
上草履
(
うはざうり
)
の音もなく、自分は全く隔離されたる個人として
外縁
(
ヴエランダ
)
の上なる長椅子に身を
横
(
よこた
)
へ、
恣
(
ほしいまゝ
)
なる空想に耽けることが出来た。
海洋の旅
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
まる二日間をば
唯
(
た
)
だ茫然とホテルの海に臨んだ
外縁
(
ヴエランダ
)
の上に過してしまつた。
海洋の旅
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“外縁”の意味
《名詞》
外側の周囲の縁。
(出典:Wiktionary)
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“外”で始まる語句
外
外套
外面
外道
外出
外見
外国
外部
外聞
外濠