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外出着
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よそゆき
ふりがな文庫
“
外出着
(
よそゆき
)” の例文
「糸ッ、何を泣いてるのや、
早
(
はよ
)
出してやらんかい。わいの紋付も絹の
外出着
(
よそゆき
)
も、皆包んでやれ、ほほたら、少しは性根にこたえるやろ」
十姉妹
(新字新仮名)
/
山本勝治
(著)
その朝、おばさんは
外出着
(
よそゆき
)
に着かえて、おめかしも念入りに、何か
進物籠
(
しんもつかご
)
のような物を若いのに持たせて一ト足さきに城内へ立って行く。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それから、まもなく、磯五とお駒ちゃんは、
外出着
(
よそゆき
)
にきかえて、
駕籠
(
かご
)
にゆられて下谷の拝領町屋へ出かけて行った。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
覚悟が定まると、にわかに心が浮き立ってきてさっそく
外出着
(
よそゆき
)
に着換えて出掛けるとき、たまたま来合わせていた双親に、弟子たちに、明るく圓朝はこういった。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
どういう積りか、彼は洋服箱の中から仕立おろしの
合
(
あい
)
のサック・コートと、春外套を出して身につけた。学校を出てからまだ勤めを持たぬ彼には、これが
一張羅
(
いっちょうら
)
の
外出着
(
よそゆき
)
で、
可成
(
かなり
)
自慢の品でもあった。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“外出”で始まる語句
外出
外出姿
外出行
外出勝
外出向
外出好
外出日和