“進物籠”の読み方と例文
読み方割合
しんもつかご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その朝、おばさんは外出着よそゆきに着かえて、おめかしも念入りに、何か進物籠しんもつかごのような物を若いのに持たせて一ト足さきに城内へ立って行く。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こう前提して、蔡九は、二つの見事な進物籠しんもつかごと、秘封の一書を、そこにおいた。籠には金銀珠玉の祝い物が入っていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)