トップ
>
夏日
>
かじつ
ふりがな文庫
“
夏日
(
かじつ
)” の例文
最も奇とすべきは溝部で、或日偶然来て泊り込み、それなりに
淹留
(
えんりゅう
)
した。
夏日
(
かじつ
)
袷
(
あわせ
)
に袷
羽織
(
ばおり
)
を
著
(
き
)
て
恬
(
てん
)
として恥じず、また苦熱の
態
(
たい
)
をも見せない。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
吾人
(
ごじん
)
は阿部伊勢守を以て、庸相というべからず。彼は
夏日
(
かじつ
)
恐るべき水野の後を承け、
冬日
(
とうじつ
)
親むべき政略を取れり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
灼熱の
夏日
(
かじつ
)
の
紅
(
くれなゐ
)
に移る一歩前、陽光さんさんと降りくだつて、そこに菜の花は咲きつづき、
和
(
やはら
)
ぎと喜びの色に照りはえ、
展
(
の
)
べひろげられ、麗かに、
閑
(
のどか
)
に國を包んで、朝に
明
(
あ
)
け、夕べに暮れてゐる。
菜の花:――春の新七草の賦のその一ツ――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“夏日”の意味
《名詞》
夏 日(かじつ、なつび)
(かじつ)夏の日。夏の日差し。
(なつび)なつびを参照。
(出典:Wiktionary)
夏
常用漢字
小2
部首:⼢
10画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“夏日”で始まる語句
夏日和
夏日咸陽