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墨池
ふりがな文庫
“墨池”の読み方と例文
読み方
割合
ぼくち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくち
(逆引き)
六畳間には、顔の長い、頬の
削
(
そ
)
げた、そして
窪
(
くぼ
)
んだ穴の中に鋭い眼のある老人が、
漆黒
(
しっこく
)
の
腮髯
(
あごひげ
)
をしごいて、いつも書見か、
墨池
(
ぼくち
)
に親しんでいる。
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いかにお過しかと、彼がそっと光秀の居室をうかがってみると、光秀は
毛氈
(
もうせん
)
のうえに筆洗や
墨池
(
ぼくち
)
をならべ、一巻の絵手本をひろげて、他念なく
画
(
え
)
の稽古をしていた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
墨池(ぼくち)の例文をもっと
(2作品)
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“墨池”の意味
《名詞》
墨池(ぼくち)
硯の部分で、磨る墨液を溜めるくぼみ。
筆を付けるために墨液を入れる容器。硯との違いは、磨る機能がないことである。
(出典:Wiktionary)
墨
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
池
常用漢字
小2
部首:⽔
6画
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