“塗枠”の読み方と例文
読み方割合
ぬりわく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同時に右手めての大刀を、颯然さつぜんと横に払ってきたので、彼はすばやく後ろへ身を開いた。そのはずみに塗枠ぬりわくふすま障子一、二枚をあおって菊の間の中へドッと仆れる。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)