堕獄だごく)” の例文
旧字:墮獄
「されば、恵心えしん御房ごぼうも、念仏読経四威儀しいぎを破る事なかれと仰せられた。翁の果報かほうは、やがて御房の堕獄だごくの悪趣と思召され、向後こうごは……」
道祖問答 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「知らぬか! 蓄妻噉肉たんにくは、堕獄だごくの罪にひとしいおきてになっていることを」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)