“堀立小屋”の読み方と例文
読み方割合
ほったてごや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爾来じらい諸君はこの農場を貫通する川の沿岸に堀立小屋ほったてごやを営み、あらゆる艱難かんなんと戦って、この土地を開拓し、ついに今日のような美しい農作地を見るに至りました。
小作人への告別 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
なるほど、わたしはぼんやりと、空き地の中に堀立小屋ほったてごやのようなものを見た。
その時の横浜と云うものは外国人がチラホラ来て居るけで、堀立小屋ほったてごや見たような家が諸方にチョイ/\出来て、外国人が其処そこすんで店を出して居る。其処そこへ行て見た所が一寸ちょいとも言葉が通じない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)