垂帛カーテン)” の例文
渠は突然いきなり其硝子戸を開けて、腰を屈めて白木綿を潜つたが、左の肩を上げた其影法師が、二分間許りも明瞭くつきり垂帛カーテンに映つて居た。
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
硝子戸が六枚、其内側に吊した白木綿の垂帛カーテンに洋燈の光が映えて、廂の上の大きなペンキ塗の看板には、「小宮洋服店」と書いてあつた。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
渠は突然いきなり其硝子戸を開けて、腰を屈めて白木綿を潜つたが、左の肩を上げた其影法師が、二分間許りも明瞭くつきり垂帛カーテンに映つて居た。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
硝子戸が六枚、其内側に吊した白木綿の垂帛カーテン洋燈ランプの光が映えて、廂の上の大きなペンキ塗りの看板には、「小宮洋服店」と書いてあつた。
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)