“地膚(じはだ)” の例文
しかし、ちょっと分らないほど彼の地膚(じはだ)も黒いのである。宋江はつい吹き出した。すると李逵も白い歯を出して笑った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ランドリュの亡年(ぼうねん)——ヴェルサイユの聖ピエール監獄の門前でギロチンにかけられたときランドリュは五十五歳で、丸く禿(は)げた頭の地膚(じはだ)が萎(しな)びた冬瓜(とうがん)のような色をしていた。
青髯二百八十三人の妻 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)