“地梨”の読み方と例文
読み方割合
じなし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この山の中で林檎りんごを試植したら、地梨じなしの虫が上って花のみつを吸う為に、実らずに了った。これは細君が私達の食事する側へ来ての話だった。赤犬は廻って来て、生徒が投げてやる鳥の骨をシャブった。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)