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地下人
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じげにん
ふりがな文庫
“
地下人
(
じげにん
)” の例文
またその許しを
公
(
おおやけ
)
に得たものは、士籍にあっては
豊後岡藩
(
ぶんごおかはん
)
の小川
弥右衛門
(
やえもん
)
、
地下人
(
じげにん
)
(平民)にあっては伊那小野村の庄屋倉沢
義髄
(
よしゆき
)
をはじめとする。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
著名なる“天皇側近の三房”の一人
宣房
(
のぶふさ
)
の
嫡
(
ちゃく
)
、中納言藤房のまえでは、勅ならずとも、はるか
下賤
(
げせん
)
な
地下人
(
じげにん
)
だった。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
数寄、つまり趣味風流の人でない点が、雅会の空気のなごやかさを破るのがお気に召さなかったらしくあるのである。いわば名人気質の頑固さが
地下人
(
じげにん
)
的であって、宮廷的でないのである。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
“地下人”の解説
地底人
地下(ぢげ)、地下人(ぢげにん/ぢげびと)は、日本における官人の身分の一つである。朝廷に仕える廷臣のうち、京都御所の清涼殿殿上間に上がれる堂上家に対し、上がれない階位の者を地下家と呼んだ。また、中世以降、官位を持たない名主、庶民などを地下人とも言った。
地下家
(出典:Wikipedia)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“地下”で始まる語句
地下
地下室
地下鉄
地下足袋
地下茎
地下街
地下牢
地下電車
地下侍
地下壕