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四天
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よてん
ふりがな文庫
“
四天
(
よてん
)” の例文
材木をかついだ人夫の群れが、そこから少し
彼方
(
かなた
)
を通っていた。みな造船の用材らしく、巨材の後先に縄をかけて、肩もめいりこむばかり
四天
(
よてん
)
に吊って行くのだった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ほんとうに女形が
鬘
(
かつら
)
をつけて出たような
顔色
(
かおつき
)
をしていながら、お米と謂うのは大変なものじゃあございませんか、悪党でもずっと
四天
(
よてん
)
で出る方だね、私どもは聞いてさえ五百円!
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かれが
大百
(
だいびゃく
)
のかつら、
四天
(
よてん
)
の着附、だんまりの場に出る山賊などに扮して、辻堂の扉などをあけてぐっと大きく
睨
(
にら
)
んだとき、あらゆる俳優はその光りを失わなければならなかった。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
秀吉
金冠
(
きんかん
)
を
戴
(
いただ
)
きたりといえども五右衛門
四天
(
よてん
)
を
かくれんぼ
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
驚いたはずみに、
四天
(
よてん
)
の棒を、肩から
外
(
はず
)
してしまった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“四天”の解説
四天(してん)は、将棋の駒の一つ。
本将棋にはなく、大局将棋に存在する。
夜叉・金剛・羅刹・力士の成駒としてのみ存在する。
(出典:Wikipedia)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
“四天”で始まる語句
四天王
四天王寺