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嘉代
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かよ
ふりがな文庫
“
嘉代
(
かよ
)” の例文
「後家のお
嘉代
(
かよ
)
というのが荒物屋をやって、内々は高利の金まで廻しているという名代の
因業
(
いんごう
)
屋だろう」
銭形平次捕物控:147 縞の財布
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
嘉代
(
かよ
)
(嫂)には、吉田某というものがあったことにして置くと書いてよこした。その某は例の人を捨てて
行方
(
ゆくえ
)
不明であるということにして置くと書いてよこした。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「うるさい奴だな。——お
嘉代
(
かよ
)
を刺して二百九十二兩を盜つた曲者なら分つて居るぢやないか」
銭形平次捕物控:147 縞の財布
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
嘉代
(
かよ
)
(節子の母)もね、なんだか気の弱いことを言ってるから、そんなことじゃダチカン。兄弟が互いに助け合うというのはわれわれ岸本の家の祖先からの美風ではないか。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「
嘉代
(
かよ
)
(嫂の名)、お前の方の書付も叔父さんに出して見せるといい」
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
「後家のお
嘉代
(
かよ
)
はそんなに
吝
(
けち
)
だつたのか」
銭形平次捕物控:147 縞の財布
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
嘉代
(
かよ
)
さん」
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
嘉
漢検準1級
部首:⼝
14画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“嘉”で始まる語句
嘉
嘉永
嘉吉
嘉納
嘉助
嘉十
嘉賞
嘉兵衛
嘉暦
嘉明