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唐画
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とうが
ふりがな文庫
“
唐画
(
とうが
)” の例文
十畳のその居間は和洋折衷とも言いつべく、畳の上に緑色の
絨氈
(
じゅうたん
)
を敷き、テーブルに
椅子
(
いす
)
二三脚、床には
唐画
(
とうが
)
の山水をかけたれど、
楣間
(
びかん
)
には亡父
通武
(
みちたけ
)
の肖像をかかげ
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
けれど老成してござるから
聖
(
ひじり
)
といってもおかしくない。
盲
(
めしい
)
最上の
位
(
くらい
)
なので、
緋
(
ひ
)
の
衣
(
ころも
)
に、検校帽子をかぶり、後ろに
燕尾
(
えんび
)
を垂れて行くさまは、
唐画
(
とうが
)
の人を見るようじゃったな
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
老人はこの
模糊
(
もこ
)
たる
唐画
(
とうが
)
の古蹟に
対
(
むか
)
って、生き過ぎたと思うくらいに住み古した世の中を忘れてしまう。ある時は
懸物
(
かけもの
)
をじっと見つめながら、
煙草
(
たばこ
)
を吹かす。または御茶を飲む。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“唐画”の意味
《名詞》
唐の時代の絵画。
中国風の絵画。
(出典:Wiktionary)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
“唐画”で始まる語句
唐画目利