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告朔
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こくさく
ふりがな文庫
“
告朔
(
こくさく
)” の例文
告朔
(
こくさく
)
の
餼羊
(
きよう
)
と云う
故事
(
こじ
)
もある事だから、これでもやらんよりはましかも知れない。しかしやっても別段主人のためにはならない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
子貢が、
告朔
(
こくさく
)
の礼に
餼羊
(
きよう
)
をお供えするのはむだだといって、これを廃止することを希望した。すると先師はいわれた。——
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
これはまったく原意を失った
告朔
(
こくさく
)
の
餼羊
(
きよう
)
ともいうべきもので、本来は衣服の料たる布帛、或いはその原料たる麻苧などを、幣物として神に供するものであった。
オシラ神に関する二三の臆説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
『論語』の
八佾
(
はちいつ
)
篇においては、孔子は宗廟の祭りや
泰山
(
たいざん
)
の
旅
(
まつり
)
や
禘
(
てい
)
の祭りや
告朔
(
こくさく
)
の
餼羊
(
きよう
)
や社の樹などについて語っているにかかわらず、その主たる関心は礼の保持であって信仰の鼓吹ではない。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
“告朔”の解説
告朔(こうさく、こくさく)とは、中国・朝鮮・日本などで行われていた朝廷の儀式の一つ。
(出典:Wikipedia)
告
常用漢字
小5
部首:⼝
7画
朔
漢検準1級
部首:⽉
10画
“告”で始まる語句
告
告口
告別
告白
告訴
告知
告文
告解
告諭
告示